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【科 名】 ミソハギ科
【学 名】 Lawsonia inermis

      ローソニア・イネルミス
【一般名】 Henna(ヘンナ)
【自生地】 北アフリカ、東南アジア、インド

ヘナ

薬草としてのヘナ

ヘナはインドでは古来から薬草として親しまれてきたハーブです。

普段私たちは口や皮膚、呼吸から様々なものを吸収しています。頭皮からの経皮吸収は腕の3.5倍と言われ、良いものも悪いものもダイレクトに血液に入って身体を巡ります。皮膚トラブル、アレルギー、婦人病などは経皮毒が大きく関係していると言われています。

ヘナは女性ホルモンのバランスを整え、頭痛を和らげ、身体の毒素を排出する促しをします。更に近年の研究では抗菌・殺菌作用に加え、解毒作用、抗炎症作用、鎮痛効果があることがわかってきました。

 

日本にも自然との調和を大切にする伝統があります。自然の恩恵を受けて、100%安心の天然植物で自分いたわり時間を。

小さなヘナイラスト

ヘナとは

ヘンナという植物の葉を乾燥して粉末にした天然原料の白髪染めです。
有効成分であるタンニン(ローソン色素)が髪のキューティクルのすき間から浸透し、髪内部のタンパク質と絡みついて染まります。
化学染料なし、100%植物のみで頭皮や毛髪へのダメージを気にせず繰り返し白髪染めができます。
またトリートメント効果で髪内部の潤いをすこやかに保ち、ハリ、ツヤ、コシを与え、染めるたびにしなやかでまとまりやすい髪に。
毛穴の余分な皮脂を取り除いて健やかな地肌を保ち、フケや痒みを予防する頭皮ケアの効果もあります。

ヘナ単体だとオレンジがかった色に染まり、白髪が少ない方はヘナだけで白髪カバーができます。
白髪が多い方や暗い色がお好みの方は、監色の色系をもつインディゴと組み合わせると、白髪部分を明るい茶色や暗い茶色に染めることができます。

小さなヘナイラスト

​ヘナとは

ヘナ染め発色のしくみ

髪の毛の主成分は、タンパク質(ケラチン)でできており、健康な髪はキューティクルが整っています。

髪がダメージを受けると、キューティクルが乱れ、隙間からタンパク質が失われます。

ヘナで白髪染めをすると、ヘナに含まれるオレンジ色のローソン色素がタンパク質と絡みつき色が染まります。またヘナが髪の表面に薄い膜を形成し、ハリ・艶・コシなどのトリートメント効果が得られます。
一方で、ヘナには脱色作用がないため黒髪の部分はほとんど色の変化はありません。しかしヘナの色素が重なることで、黒髪にツヤが出ます。

ヘナ染めでしっかりと色を入れてからインディゴ染め(2度染め)をすると、ヘナの色味を抑えることができます。インディゴ分子が髪の毛の外層に浸透し、空気に触れて酸化することで藍色に発色します。水分がある状態で空気に触れる時間が長いほど、発色も濃くなります。ヘナのオレンジ色とインディゴの藍色が組み合わさることで茶色に仕上げることができます。インディゴの発色が落ち着くまでには48時間ほどかかります。

ヘナ染めのしくみ

染まるしくみ

小さなヘナイラスト
小さなヘナイラスト

Before & After

ヘナ染め事例1 Before

白髪 前 100% / 後ろ 40%

こちらのお客様は、これまでトータル8回目の2度染め(ヘナ染め&インディゴ)をされてきました。

ヘナ染め事例1 After

ヘナ染め + インディゴ染め

当初は髪の毛もパサつき癖で広がりやすい部分もありましたが、今ではハリ艶が出てストレートアイロンで仕上げなくても収まりやすい髪質になってきています。

ヘナ染め事例2 After

白髪 全体 30% 

ヘナ染め

50代女性です。ヘナカラー2回目。落ち着いて艶が出てます

ヘナ染め事例3 After

白髪 全体 80%

ヘナ染め

初ヘナカラー。オレンジがキレイに入っておしゃれな仕上がりになりました。

ヘナ染め事例4 Before

白髪 全体 30%

こちらのお客様は、仕事上明るく染められない方です。白髪30%で少し柔らかい毛質です。
ヘナ染め→インディゴこの工程は、今回で4度目です。

ヘナ染め事例4 After

ヘナ染め + インディゴ染め

ヘナのカラダへの効能と艶出しのため、全体にヘナ染めをして、その後インディゴ(チェスナット)を根元に塗布して時間置きました。ケミカルの影響で頭皮に痒みがあったのがすっかり善くなって喜ばれています。

ヘナ染め事例5 After

白髪 全体 30%

ヘナ染め

こちらのお客様は、アレルギーの心配がある為、事前にパッチテスト行っています。初めてのヘナです。
気に入って貰えました😊

よくある質問

ヘナのメリット、デメリットは?

【 メリット 】

・化学染料を使用せず、無理なく白髪を天然植物100%で染められます。
・頭皮に無理な負担をかけずに安心安全で繰り返し使えます。
・ヘナ染めする度に得られるトリートメント効果があります。
・髪のタンパク質を補う作用があるため、ハリ艶コシが生まれます。
・分け目が薄くなってきた、加齢で髪に元気がなくなった方にヘナはボリュームアップ効果を発揮します。
・ヘナには古来から《 薬草 》として使われてきた歴史があり白髪を染めるというよりも身体を癒すという役割があります。

 

 

【 デメリット 】

・色味が選べません。
・染める時間が長いです。
・白髪の割合によって染め上がりが均一ではありません。
・黒髪の色が変化しません。
・化学染料の方が均一に染まります。

Question
Answer

なぜ100%オーガニックがいいの?

ヘナと言っても中にはケミカルな成分が含まれているものもあります。【100%天然植物】を選び、更に上質なオーガニックなら、染めと同時に植物の力を十分に引き出した頭皮ケアができます。

「成分についてもっと詳しく知りたい」といった場合には、販売元に問い合わせをしてみるといいです。
どんなところでヘナが作られているか、その製造工程も確認してほしいです。
どのような土地で栽培されて、農薬や化学薬品は使っていないか、工場の設備、検査など商品の背景についても思いを馳せて貰えたら尚いいです。

【エコヴェーダ】がインドから直輸入している取引先CNP社は、薬草や植物を自社農場で無農薬・有機栽培し、各国のオーガニック認定をはじめ、さまざまな国際認証を取得、さらにアレルギー検査も行うという徹底ぶりの原料会社です。

【ヘナ選び】
・成分表示はヘナ100%のみ
・化学合成染料の添加がない
・オーガニック認証を取得している
・製造管理の行き届いた工場で生産されている
・フェアトレードな商品である

[フェアトレード]とは開発途上国と先進国との間で適正な価格取引を目的。
・貧困や児童労働、強制労働などの問題を解消する。
・貧困のない公正な社会をつくる。
・自然環境に配慮した生産体制を確立。

Question
Answer

オレンジ色になるのはなぜ?

ヘナとは、ヘンナという植物の葉を乾燥して粉末にした、天然原料の白髪染めです。
ヘナに含まれる『ローソン』と呼ばれる赤色色素が含まれているためオレンジに染まります。
Smileで使っているエコヴェーダのヘナは、ローソンが他社のものより2倍近く多く、特別な粉砕方法で作られているため定着が良いです。ヘナの持つ魅力を存分に味わうことができます。

人それぞれ、髪質などや白髪の量によって染まり具合は違って見えます。
白髪の量や生え方によって印象が当然変わります。
オレンジ色も何日かすれば落ち着いて馴染んできます。

Question
Answer

ヘナはどれくらい持つ?

色持ちは個人差がありますが、2〜4週間ほどです。化学染料と比べると徐々に色落ちしますが、染めるたびに深みが増します。

Question
Answer

黒髪も染まる?

ヘナには脱色作用はないため黒髪にはほとんど色は入りませんが、光の加減で赤みやツヤが出ることがあります。白髪部分と自然になじむ仕上がりになります。

Question
Answer

ヘナ染めはどれくらい時間がかかる?

放置時間は30分〜1時間程度が一般的です。美容室Smileではヘナ染めで45分間待ちます。その後インディゴの2度染めでは更に45分待ちます。自然染料なので、ゆっくり時間をかけて染まります。

Question
Answer

一度ヘナをすると、他のカラーはできなくなる?

いいえ。可能ですが、ヘナ後にカラー剤の発色に影響が出ることがあります。美容師にご相談ください。

Question
Answer

ヘナをするとパーマができなくなる?

ヘナをすると、ハリやコシが出て髪がしっかりするため、パーマがかかりにくくなる可能性があります。

Question
Answer

抜け毛が減る?

抜け毛が減る実感を持たれる方もいますが、個人差があります。

Question
Answer

ヘナはどんな香りがする?

自然の葉の香りがします。干し草やお茶のような香りと感じる方が多いです。

Question
Answer

​妊娠中もヘナ染めできる?

ヘナは体を冷やす働きがある妊娠中の使用は避けたほうが良いです。

Question
Answer

生理中もヘナ染めできる?

可能です。しかし暖かい地域で育っているヘナは体を冷やす働きがあるので、体を冷やさないよう温かい飲み物を飲むなど気配りをしましょう。

Question
Answer
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